リスクがあるからやらない。というのは本当に正しいのか?成功を近づけ失敗を遠ざけるリスクマネジメントの考え方

f:id:daisuke-kuwabara:20190329095416j:plain

仕事をしていて、こんな会話が出てきたことないでしょうか?

・リスクがあるからやめた方がいい
・それってリスクあるんじゃない?

現状より良くするアイデアの実行するときなど、「決断が必要なとき」によく聞く言葉かと思います。

「リスクがあるから止めとこう」

確かに、やらなければ失敗することはありません。
ですが同時に、成功する機会も失ってしまいますよね。

そもそもリスクって何でしょうか? ひとことで「リスク」といっても、色々あります。

「リスク」という、分かりそうで分からないフワフワした言葉を恐れずに、キチンと分析して正しい対処をする。 そうすれば、失敗する確率を下げられます。

この考え方を「リスクマネジメント」といいます。

この記事では「リスクマネジメント」の入門編として、リスクマネジメントの概念をまとめました。

・やりたいことがあるけど何となく怖い
・不安な気持ちが強くて踏み出せない

そんな人の参考になればうれしいです!

◆リスクマネジメントの基本的な考え方

リスクは、

起こる頻度 x ダメージの大きさ で分類ができます。

具体的には、

起こる頻度が高く、ダメージも大きい
起こる頻度は高いが、ダメージは小さい
起こる頻度は小さいが、ダメージは大きい
起こる頻度が小さく、ダメージも小さい

の軸に分類できます。

f:id:daisuke-kuwabara:20190325160551p:plain

それぞれのリスクへの対処としては、

起こる頻度が高く、ダメージも大きい

回避する

起こる頻度は高いが、ダメージは小さい

防止する

起こる頻度は小さいが、ダメージは大きい

保険をかける

起こる頻度が小さく、ダメージも小さい

保有する(容認する)

という、対処ができます。

「考えられるリスクがどう分類できて、どんな対処ができるか」

を考えることが、リスクマネジメントなんですね。

これだけじゃ分かりにくいと思うので、

「外出先でトラブルにあう」

というリスクで例えてみますね。



起こる頻度が高く、ダメージも大きい

「起こる頻度が高く、ダメージも大きい」ということを例えると、

歩道を歩かず、車道を歩く

ということが挙げられます。 (そんな人はいない、という突っ込みは一旦置いといてください)

f:id:daisuke-kuwabara:20190322110643p:plain

歩道を歩かずに車道を歩いていたら、車にはねられますよね。

そこで、リスクへの対処として「回避」、つまり歩道を歩きます。



起こる頻度は高いが、ダメージは小さい

「起こる頻度は高いが、ダメージは小さい」ということを例えると、

雨が降って濡れる

ということがあります。 出かける予定があるとき、

「雨が降るから出かけない」

という人はあまりいないですよね。 じゃあどうするかというと、濡れるリスクを「傘」によって防止する人がほとんどのはず。

余談ですが、天気予報の精度って87%くらいだそうです。

f:id:daisuke-kuwabara:20190322110513p:plain

気象庁 | 天気予報の精度検証結果



起こる頻度は小さいが、ダメージは大きい

「起こる頻度は小さいが、ダメージは大きい」ということを例えると、

交通事故に巻き込まれる

f:id:daisuke-kuwabara:20190322111245p:plain

ということがあります。 いくら自分が気をつけていても、スマホみながら走ってる自転車や車などにぶつかられる、ということもありえますよね。

ぶつかったらケガをして治療が必要になります。

そこで、万が一ぶつかった時にも治療するためのお金を確保するため、「保険に入っておく」という対処ができます。

起こる頻度が小さく、ダメージも小さい

「起こる頻度が小さく、ダメージも小さい」ということを例えると、

何かにつまづいて転んでケガをする

ということがあります。

f:id:daisuke-kuwabara:20190322111331p:plain

頻繁に転ぶことはないですし、転んだとしても生死に関わるようなケガになることはないですよね。

転んでケガをするかもしれないから、出かけるのをやめよう。
とはならないはず。

対処としては、転んでケガをするリスクはあるかもしれないが、「保有する(受け入れる)」という対処ができます。

◆まとめ:リスクマネジメント

「こういうリスクがあるな」

と感じた時に、

「リスクがあって失敗したくないから、やめておこう」

と考えるのではなく、
リスクマネジメントの分類にしたがって

「どうすればリスクをマネジメントして、成功を引き寄せられるか。失敗を遠ざけられるか」

と考える方が、現状をより良くしていけます。

今日はこの辺で。
ではでは。